終わりの始まり

夫婦とは…
我が家は授かり婚だった。お互いのことをよく知らないまま夫婦になった。夫婦になって20数年が経つ。今までは子育てに必死で夫のわがままも放任してきた。今振り返ると夫と関係が崩れ出したのは、仕事において私が主人の理想に近づけなかったことで、仕事からはずされた。夫も私に対してずいぶん耐えてきたと言われた。その後、居酒屋さんでたまたま隣になったグループの30代女性を会社に招き入れた。私には許せなかった。ただその女性は同居しているパートナーがおり、使用期間に身内が2人も亡くなったり、妊娠したりで結局田舎に帰った。その女性から主人はどうやらおじさん扱いをされたらしい。それがどうやらショックで、体形や髪の薄毛を気にし始めるようになった。人生まだあと30年以上は残っている。

先日、私も耐え切れずに半分本気で半分は夫に振り向いてほしくて、残りの人生を夫と別れてほかの誰かと一緒に生きていく人を見つけたいと話した。この話をしたことで、私自身は毎日涙を流す生活から少し開放された。夫には申し訳ないが。自分自身が壊れる前にした手段だった。だからと言って、私が夫を傷付けた事実はなかったことにはならない。その仕打ちとして現在、夫は帰宅拒否症候群になってしまった。平日は夜中の12時以降に帰宅するようになり、土日祝日は、今までのとおり少年野球に行く生活。話をする時間をとる努力を私はしているが、主人にはその様子はない。もう私と生きていくという未来はなくなったのだろうか。

浮気されようが、何があろうが夫には離婚しない宣言をした。私は、この宣言をすることで自分の弱さに向き合おうとしている。すぐには強くなることは難しい。でも一歩ずつ、日一日続けていければ自分の強さに変わる。そう信じて過ごす。

 

これからここに記すことで、自分の強さの礎としていこう。
私と同じ環境に苦しむ人の支えになると嬉しいと思う。
今まで悶々と自分の中で抱えていたものを、このように吐き出すことで自分が自分でいられる、そういう人が一人でも増えたらいいなと思う。